「むずかしい子にやさしい子育て」
~してほしい行動を増やし、してほしくない行動を減らしましょう~
まめの木クリニック発達臨床研究所 ケースワーカー 藤井和子氏の講演会に参加。
その時の学びをシェアさせていただきます。
・勉強をいやがっている時は無理をしない。(勉強する時はくる)
・あせらず、よく観察する。(なぜ、その行動をとるのか)
・必ず成長するので、良い成長、良い発達をうながすようにする。
・子供の人格や性格に注目するのではなく行動に注目する。
・注目には強力なパワーがあるー子供は注目を欲しがっている。
・肯定的な注目―褒める、認める、喜ぶ、感謝する
・否定的な注目―怒る、小言を言う、けなす、皮肉を言う。
その一言が自信を失わせ、劣等感を育てます。
子供の行動を3種類に分ける。
- 1、増やしたい、好ましい行動・・褒める、認める、興味、関心を示す、感謝する。
- (25%できたら褒める)
例、朝ひとりで起きる、歯を磨く、食後に食器を流しに運ぶ、帰宅の時間を守れる、靴をそろえる、あやまれる。
- 2、減らしたい、好ましくない行動・・無視して、待って、褒める。
(子供を無視するのではなく、行動を無視する。褒めるチャンスを与えるための無視)
※これが一番むずかしい!
例、気にいらないと大声でわめく、すねる、「買って」としつこく言う、バカ・死ねと言う、ゲームをなかなかやめない、
へりくつを言う、テレビを見てお風呂にはいろうとしない、ちょっかいをだす.
3、許しがたい、してはいけない行動・・警告と罰。断固としてきっぱりノー。
例、妹をたたく、モノを投げる、唾をはく、道路に飛び出す
でした。
最後に
・ひとりで抱え込まない、相談する。
です。
わかなべ
追伸:25%で褒めるは自分自身にも適用です。
私も、完璧を求めず、25%で自分自身を褒めることにしました。
イメージ図