更新日:2024年6月29日

傾聴と認知バイアス

傾聴は、大切だなぁと思えた出来事が重なったのでシェアしますね。

 

  • 認知バイアス

 塾にアルバイトに来てくれている子が、読んでいた本に『認知バイアス』について書かれた章がありました。

 

聞くと、人間は、他人の行動は、内面(=その人の気質や個性的な面)に原因があると考えがち。(内的帰属)

一方、自分の行動は、外的(=他の状況な面)にあると考える傾向がるそうです。

 

 

 例えば、サッカーの試合で、絶好のシュートチャンスをハズしたようなケース。

 

<自分がミスを犯した場合>

たまたまの偶然や、運が悪かったからと外的要因を強調する。

 

<他人がミスを犯した場合>

その者の能力・練習不足、態度などなど、人的問題を責めて、自分の時には重視した外的要因を無視しようとする。

 

つまり、

ヒトは基本的に自分に甘く他人に厳しい。

 

これ面白くないですか‼

私、「たしかに!」「なるほど‼」と思っちゃいました。

 

このような認知バイアスが、問題に対する客観的な因果関係の判断や、他人とのコミュニケーションを困難にする原因であると、、、、、。

 

  • 傾聴

先生のためのファシリテーション入門。

第2回目【基本にして究極のスキル】を学んで。

子供の話に耳を傾ける(=傾聴)を大切にすると、

子どもの思考が整理され、感情のコントロールが上手になる

 

 たしかに、人は自分の気持ちや経験を言葉にすることで、自分の心を見つめ、感情の整理をしたり、鼓舞したりできます。

一番身近な存在のお母さんがしっかりと話を聞いてくれれば、

 

 困難なことでも「やってみよう」という意欲につながったり、落ち込んだ時も「また頑張ろう」と思えたりします。

傾聴を大事にすると、子どもは「もっと話したい!」と思え、どんどん感情のコントロールが上手になってくるのだそうです。

 

 手首に【傾聴】ってタゥーをいれて一生忘れないようにと思ったりもしました。(笑)