更新日:2024年8月11日

【禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)】

※人間の幸福と不幸は、より合わせた1本の縄の表裏のように、交互に来るものである。 災いが転じて福となり、福が転じて災いとなることがあるもので、人の知恵で計り知ることはできないというたとえ。

 

 オリンピック 【セーリング混合470級】で銀メダルをとった吉岡美帆選手は、立命館大学体育会ヨット部の後輩です。

 

 吉岡選手は、177センチの長身。

高校時代、「こんな大きな子、使い物にならんよ」という声も届いた。

当時の顧問は、「体重は増やせるけれど、身長は伸ばせない。それを生かしたら? この後、もっといろいろな船があるからね」と伝え、見守ってきた。

 

 立命大の監督が「面白そうやね」と長身を前向きに捉えてくれた。

でも大学4年生インカレでは、不完全燃焼。

 

 卒業を機に引退するつもりだったが、インカレの不完全燃焼がくすぶっているところにロンドンオリンピックに出場した選手から声がかかりヨットを続けることに。

 

リオデジャネイロオリンピック5位。(メダルに一歩とどかず)

 

東京オリンピック 7位。(一度は、引退も考えるも、、、、)

 

パリオリンピック 銀メダル。

 

何度も岐路に立ちながら、セーリングと向き合い続けた先にメダルが、、、、、。

 

【禍福は糾える縄の如し】